バイクの歴史に名を残す名車

バイクは小回りが利くため使い勝手の良い交通手段として人気がありますが、それだけではなくそれに乗ることそのものを趣味として楽しむ人や、コレクションアイテムとして集めているという人も少なくありません。バイクが誕生してから現在までには、そういった人たちにとって憧れの存在となるような、歴史に名を残す名車が数多く生み出されています。

バイクの名車として多くの日本人が思い浮かべるものの一つが、スズキのGSX1100Sカタナです。この機種は1980年代に大きな話題を集めたもので、その名前にあるように日本刀のような鋭いフォルムを持っています。その独特のデザインが、西ドイツのケルンショーで発表された時に大きな反響を呼び、日本だけではなく海外でも高い人気を誇りました。

そのスズキと並ぶ日本のトップメーカーであるヤマハが発表した名車の中では、ドラッグスター400が特に印象的だと評価されています。このドラッグスター400は、日本製の車種では珍しいアメリカンバイクで、その迫力のあるデザインと、日本製ならではの乗りやすさが大きな魅力です。

もう一つのトップメーカーであるカワサキが発表した車種の中でも、特に人気が高いものとしては、長く続くZシリーズの始祖であり、デザイン性と性能の両面で高い評価を受けたカワサキZ1を挙げることができます。

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